消化器内視鏡技師の試験のテキストって、どれを選んだら良いの?
この記事ではそんな疑問に答えます!
あなたは、たくさん参考書や問題集を買ってしまって、失敗した経験はないですか?
- 最初に買ったこの一冊じゃ足りなさそう
- あっちもこっちも良さそう
- なんだか使いづらい…
結局どれも中途半端になってしまう…。
私もそんな経験があります
参考書や問題集には、得意な分野や特徴がそれぞれ違います。自分に合ったものが分かっていないとミスマッチが起きてしまい、時間とお金の無駄になってしまいかねません。
内視鏡室はちょっと特殊な領域です。
この記事では、あなたの勉強スタイルに合った、『この一冊をやれば内視鏡技師試験に合格できる!』というテキストをお話ししていきます!
結論からお話しします。
おすすめテキスト・問題集はこちら。
あなたの勉強のスタイルに合わない参考書を買ってしまうと、時間の無駄になり、試験に落ちてしまうかもしれません。
テキストは多くても少なくてもダメ!最適なものを適量やろう!
この記事を読むと、それぞれのテキストの違いがわかるので、無駄なものを買わなくて済みます。
内視鏡技師試験に合格するために必要な、あなたに合うテキストがわかります。
それでは見ていきましょう!
王道No. 1!オールインワンの「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」
消化器内視鏡技師の過去問題集といえばこの一冊、「消化器内視鏡技師試験問題集 Ⅴ」。
公式ホームページからも紹介されているテキストです。
結論から言うと、このテキストだけ買えば大丈夫です。
理由を詳しくお話ししていきます
「消化器内視鏡技師試験問題集 Ⅴ」が最強の理由
「消化器内視鏡技師試験問題集 Ⅴ」が、試験範囲をカバーできる理由はこちらの4つ。
「消化器内視鏡技師試験問題集 Ⅴ」を詳しく解説します
ページ数 | 278P |
サイズ | A4版(21 x 1.3 x 29.8 cm |
価格 | 本体6,400円+税(税込7040円) |
発売日 | 2019/1/30 |
出版社 | 医学図書出版 |
「消化器内視鏡技師試験問題集 Ⅴ」に載っている過去問はこちら。
7年分の過去問がこの一冊に入っているので超お得です。
大ボリューム!!少し驚くなあ…
必要ない情報は載っていないので安心してください!
覚えることがたくさん出てきて最初は辛いけど、コツを掴めば問題を進めるペースが早くなります。
なぜかというと、過去問の傾向が似たような感じになっているから。
重要なポイントは大体決まっている!
だから問題を進めていくと、自分の得意・不得意がわかってくるようになります。
基礎が押さえられて、「これさっきと同じような問題だな」と感じるようになったら、解説を読み飛ばしてOK!
私の職場の先輩方も、このテキストで合格してきました!
消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉がオススメな人
消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉での勉強が向いている方は、こちらです。「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」について詳しく説明していきます。
コンパクトな問題集、電子書籍が欲しい人は、2冊目で紹介する「消化器内視鏡技師試験即攻マスター改訂第2版」がおすすめです。
Amazonの口コミ
「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」の口コミを調べました(Amazon)。
良い評価がほとんどのようです。悪い口コミは、Amazonへの苦情のようですね。
中身はこんな感じ(動画)
私が実際に使用したテキストをお見せします。(マーカー、書き込みあります)
5〜6ページ分を動画にしたものがこちら。
図やイラスト、写真が多い!
目で見てわかるため、とても分かりやすくなっています。
気になる点
「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」で勉強していて「〜だったら便利だったかも?」と思った点が、2つありました。
重たい・大きい・分厚い
A4サイズ、厚さは1〜1.5㎝ほど。この大きさの本を持ち歩くのは少し大変です。
全278ページもあるので「これが終わるのはいつになることやら…」と遠い目にもなります。
持ち歩きについては、私のように家の机で勉強するタイプの人にはあまり関係ないかもしれません。
通勤中や隙間時間で勉強したい人には、この大判のテキストはストレスを感じるでしょう。
重いのムリ!モチベーションも続かない!
そんな人には、「重さを我慢する」以外に、こんな解決策があります。
対策1. テキストをバラして分冊にする
章や区切りの良いところで、テキストをバラして分冊にする、という選択肢があります。
テキストを分割することは、メリットだけでなくデメリットもあるので気をつけましょう。
本をバラすデメリットは書いたとおりですが、「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」を分冊にすることで、一つ注意したいことがあります。
それは「目次が使えなくなる」こと。
目次を使って全体を見通したいときは、デメリットになるかもしれません。(ちなみに索引はついていないので、そこまで気にならないかと思いますが)
このような目次です。
通しで復習したい時は、テープで合体させましょう!
「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」は結構なページ数があります(全278ページ)。
たくさん勉強した章とそうでもない章に分かれました
いわゆる、じぶんの得意分野・苦手分野、というところ。
外国語(医学用語)、内視鏡治療は、多くの人がつまずくポイントだと聞きます。
私の勤めるクリニックでは、ESTやレーザー治療のような内視鏡的治療は行なっていないので、そのあたりの章は、まあひどい正解率でした。
くり返し、くり返し、その章を勉強しました。
分冊にする方法を知ったのは試験が終わったあとだったので、知っていたら蒼野も本をバラしていたかもしれません。
自分の勉強スタイルに合った方法を選びましょう!
分冊なしで、「モチベーションを保ちながら消化器内視鏡技師の試験勉強をする方法」について、後日記事を上げたいと思います。
対策2. テキストを電子化する
電子化された消化器内視鏡技師のテキストで、勉強する方法もあります。タブレット学習というものです。
iPadとかで勉強できたら持ち運びしやすいね!
ただ問題が…。タブレット学習は人を選びます
内視鏡技師の試験勉強でタブレット学習が向いている人
消化器内視鏡技師の試験勉強で、タブレット学習が向いている人はこちら。
結論ですが、「どーしても電子化したテキストで勉強したい!」というこだわりのある方以外には、おすすめしません。
理由は、「内視鏡技師の試験勉強はそのまま紙の本で勉強したほうが早い」からです。
まず、大前提がこちら。
残念ながら、電子書籍版のテキストはありませんでした。
そのため、「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」で勉強したい人は、紙のテキストを買わなくてはなりません。
タブレット学習を始めるまでの流れ
「消化器内視鏡技師試験問題集〈5〉」で、タブレット学習を始めるまでの流れはこちら。
- 「消化器内視鏡技師試験問題集〈5〉」を紙で買う
- 自分で自炊 or 自炊代行業者に頼んで電子化する
※自炊とは:持っている本をデジタルデータに変換すること。
- 電子書籍リーダーで読み込む
iPadやKindle Paperwhiteが有名どころ。
- ノートアプリを用意する
必要であればタブレット対応のペンも用意。
- 勉強スタート
大変なポイントはいくつかあります。
テキストだけ電子化して、ノートはアナログの紙のものを選ぶのも一つの手かもしれません。
私は今回は紙のテキストに直接書き込みました
テキストを電子化させる手間が惜しい人は、断然アナログ勉強がおすすめです。
アナログ勉強はお好きな筆記用具があれば即スタートできます。かかる費用はテキスト代+筆記用具代ぐらい。
勉強が終わったらテキストを電子化するのもオススメ
売るつもりはないけど捨てるのもなあ…
そんな人には、使い終わってから電子化するのがおすすめ。
電子書籍にすれば場所もとらなくてスッキリしますし、見たい時にいつでも見れます。
私は試験が終わった後も手放さずに、電子書籍化して使っています。
お仕事で困った時にiPhoneやiPadで見返しています
アナログ学習とデジタル学習を使い分けよう
ちなみに、「手書き勉強する」ときと、電子化テキストとノートアプリで「デジタル勉強する」ときとを使い分けるのもおすすめです。
私の一例をご紹介します!
手を動かして覚えたいときに、アナログで勉強をしています。
手書きは脳をたくさん使うから記憶に残りやすくなるよ!
デジタルで学習する時は、「GoodNotes 5」 というノートアプリを使っています。
GoodNotes 5
Time Base Technology Limited無料posted withアプリーチ
GoodNotes 5のメリットはたくさんありますが、特に気に入ってるのはこの3つ。
文字を書くだけならApple Pencilじゃなくても2000円前後のペンでも全然使えます。
GoodNotes 5は、スマホやタブレットなど、他の端末でも同期して使えるのですごく便利です。
お高い(税込7040円)
税込7040円という金額を「高いな〜」と感じる人も少なくないはず。
医療系の参考書って高いものが多いですよね…
そんなお高く感じる「消化器内視鏡技師試験問題集〈5〉」ですが、買う価値は大いにあります。
お値段に対するAmazonの口コミはこちら。
テキストの金額としては高いほうですが、「その価値に見合うものだった」という意見が多くありました。
「消化器内視鏡技師試験問題集〈5〉」は、公式ホームページでも紹介しているテキスト。
合格に必要な要素が十分に詰まっているので、「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」の7040円は決して無駄ではありません。むしろ、将来の自己投資と考えればお釣りがくるほどでしょう。
要点が詰まったコンパクト本 「消化器内視鏡技師試験即攻マスター 改訂第2版」
コンパクトサイズなテキスト、「消化器内視鏡技師試験即攻マスター改訂第2版」の説明をしていきます。
「消化器内視鏡技師試験即攻マスター改訂第2版」がおすすめの人
「消化器内視鏡技師試験即攻マスター改訂第2版」の詳しい情報をまとめました。
ページ | 218P |
サイズ | 小B6判(11.4 x 1 x 17.4 cm) |
価格 | 本体3,800円+税(税込4180円) |
発売日 | 2018年1月31日 |
出版社 | 医学図書出版 |
目次の内容はこちら。
消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉と大きさ比較
「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」と並べてみると、かなり小さいのがわかりますね!
ざっくり4分の1の大きさ!
Amazonの口コミ
消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉のお値段7040円と比べると、「消化器内視鏡技師試験即攻マスター改訂第2版」は4180円でお安くなっています。
しかし、「情報量とお値段が釣り合っていない(内容が薄い)」と感じる人もいたようです。
コンパクトな作りなので、どこかを削るのは仕方がない
経験値が人それぞれ違う上、テキストの好みや勉強スタイルも違います。万人受けするテキストはないのは仕方ありません。
ていねいで詳しい解説を求める人にとっては、物足りない内容になったようです。
「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」をメイン使い、「消化器内視鏡技師試験即攻マスター改訂第2版」を隙間時間用として使うのも良いでしょう。
消化器のことでわからないことが出てきた時、「病気がみえる vol.1 消化器」もおすすめです。
デジタル学習したい人にオススメ
「消化器内視鏡技師試験即攻マスター改訂第2版」は電子書籍版が販売されています。
デジタル学習派の方にとってはやりやすいのではないでしょうか。
「医書.jp」(医学書籍・雑誌の電子書籍ストア)に会員登録してから購入する必要があります。
消化器を掘り下げたいときは「病気がみえる vol.1 消化器」
有名な「病気がみえる」シリーズ、消化器ver.です。
病気がみえるシリーズは今までお世話になってきました
消化器内視鏡技師の試験勉強では必須ではありません。
「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉」を2周もすれば十分です。
私も今回は「病みえ」を開く余裕はありませんでした💦
「消化器のことを詳しく知りたい・消化器の辞書的な一冊が欲しい」という人におすすめの一冊です。
「病気がみえる vol.1 消化器」のくわしい情報はこちら。
ページ | 512ページ |
サイズ | 25.7×18.3×2.5㎝(B5版) |
価格 | 3700円+税(4070円) |
発売日 | 2020年4月3日 |
出版社 | メディックメディア |
まとめ
私の激推しは「消化器内視鏡技師試験問題解説〈5〉です!」
ご自分に合う、テキスト選びの手助けになれば良いなあ、と思います。
テキストが決まれば、次は試験勉強…!!
近いうちに、消化器内視鏡技師の試験対策について記事をあげていきたいと思います。
興味があるかたは、いつでも見れるようにお気に入り登録してくださると嬉しいです!
それでは!
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